社外FRP製品の恐ろしさ。

自動車などのエアロパーツ製品を数多く取付してきました、

製品の精度(寸法or造形)には非常に差があり仮組の工程がそもそもできない粗悪な製品から

仮組自体が不要に感じる位の高品質な製品までありましたが今回のRTカウルは

寸法とか造形には問題はなく思わぬ所に落とし穴がありました。

黒へ塗装し乾燥中所々が虫刺されのように膨れてました。

そこを突くと中は空洞になっており

製造過程でゲルコートの下のFRPとの間の空気が抜けておらず

塗装後に温めると膨張し膨れます。

やり直しの為徹底的に隠れAIRを見つけパテで修理しました。

再塗装前にもう一度熱を加えて確認したらまだありました。

危うく三回も塗装する羽目になる所でした。

二回の塗装は時間も手間も材料も無駄にしてしまいましたが、

時々想定外のトラブルがあることを再認識しました。