カーボンスポイラー キャンディー塗装
シビックタイプR
リアスポイラー(カーボン)をキャンディ塗装し両サイド外面をボディ色(R513)
に塗装します。
純正品だけあって高品質です。
炭素ファイバーに赤色とか、中には青色もあるのか興味がありますが
赤色のファイバーが織り込んでありました。
カーボンはよく目にしますが最近は炭素繊維も進化してるのでしょうか。
隅や入り組んだ所はスコッチブライトで足付け(密着の為の下地処理)しますが、
平面は800#で下処理。
取付部分のナット周辺は更に補強がされているのがわかります。
ハウスオブカラーのKK01 BRANDY WINE(濃縮タイプ)をクリアーに15%添加。
この季節は特に効率や垂れ防止の為にトップコートのみならず速乾を使うのが
セオリーですがキャンディの場合遅乾を使いムラを防ぐ必要があります。
只 肌を見ながら塗装しないとオーバーした部分は垂れてしまいます
浮遊している埃なども付きやすいので設備の乏しい条件下では工夫も注意も必要です。
直射日光と影では色味が変わるのがキャンディの特徴です。
平たい物よりは丸い物のほうがより濃淡が演出できる塗料です。
無地よりはカーボン柄やデザインが透けて見える使い方がより良いと思います。
次に外面の赤の塗装の為にアールの頂点でマスキング。
ソリッドの赤は低隠蔽の為(厚塗り)トップコートクリアーは
一回(バラ吹き、セミウェット、ウェット)では段差が消えません。
そのまま中研ぎをするとアール部やエッジは下が出る恐れがある為
乾燥後にスコッチで足付けしもう一度(バラ吹き、セミウェット、ウェット)
塗装してからキャンディと赤の段差を中研ぎして、最後にもう一度クリアー
(セミウェット、セミウェット、ウェット)で塗装完了です。
使用したクリアーは3:1ガソリンが付着しても侵される事はありません。