キャストホイール純正塗分け塗装
キャストホイールを純正のパターンで塗分けします。
塗分けの場合はサンドブラストが出来ないので汚れを丁寧に落とす必要があります。
キャスト特有の凹凸や入り組んだ構造の為ブラシでWAXOFFの溶剤を掛けながら
時折目にしぶきが飛び発狂しそうになりますがよくある事ですので我慢します。
ここの部分のラインは太さが均一ではないので広いマスキングを貼り角を鑢(やすり)で削り
マスキングします。
こちらは前後9本キャストですがFL系のキャストですと数が増え 清掃&マスキングは
大変です。
安く上げたい方はご自分でやって持ち込んでください(笑)
前後 両面 リムをマスキングに約2時間。。。
ハブカバーとボルトはバラして塗装できますが、フロントはシングルディスクなので
指定された通り一緒に塗装しました。
アルミ特有の腐食を防ぐ為また染まり不足を補う為 黒のサフェーサーを吹きます。
マスキングを剥がしキワのバリを削り落とし完成です。
平面を塗装するのと違い入り組んだ形状のホイールやフレームは
塗り込みすぎて垂れようものなら直すのは困難です最悪の場合は塗装のやり直しです。
これまで数えきれない程塗装してますが、それでも毎回プレッシャーを感じながら塗装してます。
評価はお客様がするものです これがLONERの精一杯のクオリティ(精度)です。