タンク傷修理
タンクの傷をデカールを張り直す事なく修理して欲しいとの
要望でそれに応えるべく作業していきます。
傷、色、場所によっては必ずしも要望に応える事が出来ませんので
予めご了承ください。
状態としては凹みはなく色が部分的に剥がれているだけでした。
とは言えハーレーの塗装(塗膜)は驚くほど厚いです。
写真はありませんがデカール部をマスキングして塗装しました。
バイクの場合自動車と違って色のデータ(色のレシピ)は出てきません
ハーレーに関わらず全てのバイクがそうです。
すべて目で見て経験と勘を頼りに元の色に近づけます。
自動車のデータがある色でも調色作業(色合わせ)は大変ですが、
全くどの色が配合されているのか分からない所から見当をつけて
塗装板(調色カード)に吹き付けては見比べて・・・を繰り返し行います。
結構な時間も掛かりますし簡単ではありません。
自動車の塗装のプロであればこの難しさは分かると思います。
バイクの場合純正でキャンディペイントされている割合も高く
難易度、求められるスキルは更に上がります。
カスタムペイントと修理、修復は全く別のスキルが必要です。